現塾生(郁さま)より

自分で着物を着られるようになりたいと鈴乃先生にお世話になっております。
着付けでは、肌着の着方、浴衣、帯と少しずつできることが増え、この夏は、浴衣で何度も出かけてたのしむことができました。

お稽古では、私にあった教えかたをしてくださって、苦手なところは何度でも教えてくださいますので、自分のペースで習うことができて安心して通うことができています。
もちろんはじめは思うようにいきませんが、繰り返し着ることで、見た目にも着心地も徐々によくなっているのが分かるので、自分の進歩が実感できて嬉しいです。

また、お稽古の中で、座り方、立ち方、ふるまいのポイントなども教えてくださいます。
一つ一つは小さな所作ですが、ときどき意識することで、自分の暮らしに丁寧さが生まれているように感じられます。

着付けが目的の入塾でしたが、それだけでない、心、気持ち、ふるまいなど学びの多い時間を過ごしております。今後も、どんな新しい世界が開けるか楽しみです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

卒業生(由貴子さま)より

幼い頃から、花柳界に興味はあったものの、別世界の話と、ごく普通の大学を卒業し、社会人生活を送っていたある日。ひょんなことから、坂東塾のことを知り、入塾させて頂くことになりました。

私は、最初に着付けを、着付けがある程度、出来るようになってからは、踊りを少々、習いましたが、着物を畳む時には、着物の周りをウロウロ、挙句の果てに、着物をまたいだり、踊りも基本動作が何とも不格好だったりで、先生を驚き、呆れさせていましたっけ・・・。とんだ劣等生でしたね(笑)
ですが、親切丁寧にご指導して下さったおかげで、1人で着付けが出来るようになり、恐れ多くもおかげさま会の舞台で踊らせて頂いたりと、通常では到底、経験出来ない素晴らしい経験をたくさんさせて頂きました。

残念ながら、海外に嫁ぐ事になってしまったので、塾は卒業してしまいましたが、
せっかく教えて頂いた事を忘れないように時々、思い出しては着物を着ています。

まだまだ、勉強半ばで卒業してしまったのが、大変、心残りですが、少しだけ芸者さんの夢を見させて頂けた坂東塾は、私の一生の宝物です。

卒業生(桃子さま)より

鈴乃先生、塾生の皆様お久し振りでございます。その節は大変お世話に成りました。皆様お変わり有りませんか?

結婚前にこちらで着付けを習っていた頃は、まさか自分が二児の母親になろうとは思ってもおりませんでした。本当に時が経つのが早く浦島太郎に成ったような気分です。

私は、夏祭りの浴衣を自分で着てみたいと思ったのがきっかけで、着物に興味を持ち始め、最終的に坂東塾さんを選んだのは、芸者さんが着付けを教えて下さるのだから間違いはないと言う事と、着物以外にも色々と学べると言う理由からでした。

他の教室でよく、高価な着物を買わせた…等々を聞く事がありますが、こちらではそうしたことは一切なく安心して通えましたし、時節、塾生さん達と着物を来て、お花見や、観劇に出かけたりと、とても楽しかった思い出があります。

そして何よりも、着物をただ着ればよいというのではなく、立ち居振る舞いや礼儀作法、更に相手を思いやり、もてなす心遣い…そうした日本人の美しさの原点にふれることが出来たことが、今の子育てをしている自分にとって大きな糧と成っています。

結婚後も、子供の七五三、入学、卒園、など、着物を着ようと思えば着る機会は結構あります。 そんな時に自分で着物を着る事が出来たら素敵ですよね。

長く成りましたが、これから着物を習いたいな、と思っている皆さん、ここ迷っているのなら是非一度習って見てください。 きっと又新しい世界が開けて楽しいですよ。私も、もう少しして子供の手が離れたらまた着付けを習いたい。と思っています。今度は娘に教えられるくらいに…成れると…のですがー。

現塾生(佳子さま)より

今までの習ったお稽古はと聞かれたら数えきれないほどですが、振返って一生懸命頑張った自分がいたり、長続きするようなお稽古の思い出になるには、先生のお人柄が関連するでしょう。
そんな私の出会いのひとつに坂東塾があります。
着付けから入門しましたが、着付けを通して挨拶や会話の受答も稽古をしていただけます。
ひとつひとつ真剣に人と向き合って癖や特徴をわかりやすく解説していただけるので、必ず解決策が見つかり目標以上の達成感があります。

集団で教わる講習には自信がない。帯の結び方に癖がある。そもそも、きちんと着ているかわからない。ついでに歩き方や小物の事もわかっていない。そんな悩みは簡単に解決できます。
そんな稽古場ありますか?真剣に対応していただいた先生に感謝しています。

塾生の中で先輩に成りました。

現塾生(永田美香さま)より

高校生だった娘にお作法を習わせたいと初めて坂東塾に伺ったのは6年ほど前だったと思います。今では私の方が着物に夢中になっており、母から譲り受けた着物も着られるようにもなりました。
先生は良くお稽古は体に染みつくまで何度もとおっしゃいます。飲み込みの悪い私に先生は根気よく教えてくださり、段々と着物の細かい部分のことが分かるようになってきました。
忙しい毎日ですが月に何度かお邪魔して先生から着物や所作に関して、また和の心を学ぶ時間が自分を豊かにしてくれていると感じています。